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神戸

神戸は、日本を代表する国際貿易港として栄えてきた港町です。1868年の“神戸港”開港以来、国内各地と諸外国を結ぶ玄関口として発展し、その積み重ねから独自の開放的で明るい、進取の気風が脈々と息づいてきました。1995年の阪神・淡路大震災でまちは甚大な被害を受けましたが、国内外からの支援を受けて復興を果たしました。近年ではiPS細胞を用いた世界初の網膜シート移植手術の実施、メディカルクラスター(高度専門病院群等)の形成、スパコン「富岳」の稼働など様々なプロジェクトが進み、新たな成長を続けています。

神戸と障がい者スポーツの関わり

日本が参加してきたパラリンピック以外の国際的総合大会にフェスピック大会(旧極東・南太平洋身体障がい者スポーツ大会︓Far East and South Pacific Games Federation for the Disabled)があります。この大会は、“日本パラリンピックの父“と呼ばれる中村裕博士が、アジアや南太平洋の障がいのある人の福祉をスポーツを通じて向上させようと提案、実現したもので、1975年の第1回大会(大分・別府)を皮切りに、2006年の第9回大会(マレーシア・クアラルンプール)まで、アジア南太平洋のパラスポーツ振興を目指して開催されました。その理念と実績は現在、アジアパラ競技大会として引き継がれています。なお1989年には第5回大会が神戸で開かれ、これをきっかけに神戸には、水泳や車いすテニス、パラ卓球といったパラスポーツのクラブが創設され、女子車いすバスケットボールの日本選手権大会が継続して行われるなど、そのレガシーは現在につながっています。

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